7日、実家から華東交通大学に戻った在校生に箸を手渡す同大学の羅玉峰(ら・ぎょくほう)学長。(南昌=新華社配信/常曙顕)
【新華社南昌5月13日】新型コロナウイルスの影響で中国湖北省武漢市の実家に帰省したままとなっていた、華東交通大学の在校生、羅紫薇(ら・しび)さんがこのほど大学に戻った。羅さんは大学の入り口で同大学の万明(ばん・めい)党委員会書記から「戦疫」(感染症との闘い)を特別に記念する特注品の箸1膳を受け取った。
7日、実家から華東交通大学に戻った在校生の羅紫薇さんに箸を手渡す同大学の党委員会書記、万明氏。(南昌=新華社配信/常曙顕)
箸の1本には大学の略称「華交」の同音異義語でカホクザンショウを意味する「花椒」の文字が、もう1本には羅さんの氏名が刻まれている。箸は新型コロナウイルス対策期間中、普段の食事に使用できる。
7日、「花椒」や学生の氏名、「戦疫」、今年の干支「庚子」などの文字が刻まれた箸。(南昌=新華社配信/陳筱玥)
万氏は、箸の素材にはステンレスを選んで鉄道レールを模し、「交通を特色に、レールを核心に」という同大学の位置付けが直感的に分かるようになっていると説明した。
6日、留学生に贈られた箸。箸袋に英語の注釈が添えられている。(南昌=新華社配信/陳筱玥)
同大学の在校生らは7日から、学年やグループごとに秩序良く大学に戻り始めている。帰校の手続きが終わると、学部生、大学院生、外国籍の学生および予科生を含む約2万3千人の在校生全員が、心温まるプレゼントの箸を受け取る。(記者/陳毓珊)
6日、華東交通大学に復学したことを記念して在校生全員に贈られた特注品の箸。
(链接:https://this.kiji.is/633126383818638433?from=timeline&isappinstalled=0)